本日、10年働いたカネボウ化粧品を退職しました!

↑会社からいただいた花束とプレゼント赤薔薇

 

ついに!ついに!この日が来ましたビックリマーク

今まで悩んで悩んで、決断しただけに、意外と気持ちは晴れやか晴れ
次のライフステージに向け、もう後戻りはできない!前進あるのみ!という気持ちです。
 
育児休暇を経て退職したので(復帰しないで退職しました。。社会人失格ですな。。笑い泣き
今日、久しぶりの会社や同僚と会うのは、緊張したけれどとっても嬉しかった!
そして、!会社のメンバーはみんな私を優しく見送ってくれましたドキドキ
冷たい言葉をかける人、ゼロ!(聞こえてないだけなら、能天気な自分を褒めるっドキドキ笑)
本当にありがとうございました!!
 
でもね、でもね、実は家に戻ってきて、
一つだけやり残したことがある~とうなだれていますチーンメラメラ
 
それは、私がカネボウ化粧品で経験したことを
もっともっと沢山の方に伝えたかったということ。
だから、今日は私の記憶が鮮明なうちに、書き綴ろうと思います!
 
 
実は、現在でこそ「カネボウ化粧品」の本社、コミュニケーション企画に籍のある私ですが、
入社したときは、パートタイマー!!地方ドラックストアの美容部員でした。
 
パートの美容部員でも、本気になれば大手化粧品会社の本社でPRになれるんです!
 
その事実ノウハウをもっといろんな人に伝えたかった。
本社に行くことを夢見ている、美容部員の方や営業の方が沢山いるのを見てきたし、知っているから。
今日は、どのようにして私がパート美容部員から、会社の顔として”花形部署”と言われる「宣伝・PR」になれたかと伝えたいと思う。
 

カネボウ化粧品への就職

そもそも、私の大学生時代の専攻は「英語」と「イタリア語」。
特に化粧品にかかわることを勉強していたわけではない。
でも、とにかく香水・化粧品は大好きで頭の中はそればっかり。(あ、あとイケメンも大好きだった!爆)
ただ、せっかく語学を勉強してきたんだし、
とにかく、「海外を飛び回る仕事がしたい!」の一心で、地元(長野県)で有名な某プリンター会社へ就職!!
「海外営業部」として南アフリカやドバイ、中東の国々を担当し、念願の「海外飛び回る!」を実現しました。
 
ところがどっこい!そんなに世の中そんなに甘く無いよねダウン
海外営業部って、実際は本当に本当に大変で、
現地の取引先の社長には「こんな大学生に毛が生えたような小娘に担当されたくないむかっこいつを外せ!」だの、
時には「プールにいこう!水着がみたいニヒヒだの言われ。精神的にはどん底、、ドクロ
時差ボケやアフリカ出張先での予防接種も重なり、体調をくずし、血尿が出る日々!
心身ともに疲れ切って、転職を決めたのが、
カネボウ化粧品」だったのです!
 
その時は、正社員にだろうだなんてこれっぽっちも思っていなかったけど、
もうびっくりするほどカネボウ化粧品の長野北支店の先輩や先生達が優しくて、本当に今思うと”天国”のような場所だったなドキドキ
大好きな化粧品に囲まれて、お客さんがコスメでHAPPYになってくれる姿は、今でも脳裏から離れない。
 
大好きなお客様に丁寧に接客していくうちに、売り上げがUPアップUPアップで、ついには・・・
 
長野県にて売上NO.1の美容部員になりました。
 
何が決め手?どうやって接客しているの?と聞かれることはよくありましたが、
特にコレということはなく、とにかく「お客さんの笑顔が好き!」「カネボウ化粧品の化粧品最高!」と思って販売していました。
 
特に私は「美容理論」や「皮膚構造」が大好きだったので、
身についた知識を惜しげもなく、お客様やお店の担当者様に伝えることが、人より得意だったかもしれません。
お客様やお店の担当者さんの「わからない!」「知りたい!」に答えるのは、実は美容部員の大きな役割だと思っています。
「販売すること」だけが、美容部員の仕事だと思うと、本当につまらない仕事になってしまいます。
だから、販売は二の次。(実際、売れない時の方が満足度が高い時もありました。)
 
お客様の悩みを解決する「手段・知識」をお伝えすること。
 
それが、美容部員の私を大きく成長させてくれました。
 

中国派遣美容部員への抜擢

カネボウ化粧品へ入社して、2年が経過するころ、
厚生労働省が認可するカネボウ化粧品独自の社内検定にも合格し、本社から「好売上」を認められ表彰されることもあり、更なる自信がつきました。
絶好調!!
にもかかわらず、、、
年はアラサー、まだパートタイムのままなので、不安感とは常に隣り合わせ。
ある日、いたたまれなくなった私は「長野ドラックストア課長」をカフェへ呼び出しました。(以下T課長)
 
私:「T課長、私、販売とっても楽しいです!でも、私の武器は語学なんです。語学を生かした販売のチャンスってないですか。」
 
T課長:「うーん。そうだね。少し考えてみるよ。ちょうど、そういう機会がないか考えていたところなんだ。先日の人事面談でも希望をいっていたね。」
 
私:「はい。私、海外の人に化粧品の販売をしたいです。もし、そのチャンスが長野支店でないのであれば、オーストラリアかシンガポールにでも行って、現地のカネボウ化粧品に雇ってもらうように現地に行って交渉してみるつもりです。本気です!」
 
T課長「すごいやる気だね。よーし、分かった。そこまで本気なら、長野支社長にも相談してみる。機会が作れそうならまた連絡するよ。」
 
その後、思ったより早く私の願いはT課長と長野支社長のサポートもあり、叶いました。
そう!
中国への美容部員派遣のメンバーに選ばれたのです!
この派遣制度、普通はカネボウ化粧品の「正社員」じゃなくては選ばれないですし、美容の教育が出来るほどの知識や経験がある人しか選ばれないのですが、本社での選考を勝ち抜き、見事メンバーに選抜されました照れパートの入社3年目の私が。。
 
語学得意とはいえ、中国語は話せないけれど、
通訳さんを付けて中国国内の「化粧品専門店」
を約1.5ヵ月回り、現地の中国人美容部員、販売店化粧品担当者への教育、お客様への販売を行いました。
 
現地の美容部員の子たちはみんな若くてやる気にあふれています!
ただ、美容知識が足りなくて間違った情報をお客様に伝えることも。。↓
 
あまりの多忙で、私は発熱。。この時、一番具合悪かった!!
そんな中も休むことなく、お客様へマッサージ。写真は、化粧品販売店の社長夫人↓
 
結果、中国派遣には2回(計3か月ほど)行き、その2回目の派遣終了と同時に本社の人事から直接「本社」への異動依頼と「正社員雇用」のお話をいただきました。
 
そして、本社の「宣伝グループ」への配属が決まったのです。
 
パート2へ続く・・・
 
 
 
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